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海外旅行の基礎知識

海外旅行に役立つ基礎知識やLCCの情報など

激減してしまった日本人旅行者

現在でも海外旅行は華やかなイメージがありますが、
実際、海外で日本人を見かけることは
ほとんどと言っていいほどありません。

 

多少、日本人が集まりやすいエリアはありますが、
街中ですれ違う回数は確実に激減しています。

 

統計を見ると年間1,500万人前後で
横ばい状態に見えますが、
実感としては激しい右肩下がりです。

 

理由はいくつか考えられます。

 

①一部の人間が数値を押し上げている

 

出国する人は減少していても、
LCCの路線網が充実することで、
今まで以上に旅行回数を増やしてる人がいます。
半年に1回海外旅行してた人が
3ヶ月に1回とか2ヶ月に1回するようになったり、
頻繁に海外旅行していた人は
毎月海外旅行するようになったり、
月に2回という人もいます。
周遊ルートによっては一度日本に帰国してから
再度出国した方が安い場合もあります。
これが出国者数を押し上げます。

 

②分散してしまった

 

主要都市・主要地域が旅行先だったのが、
郊外の開発などにより、
地方にも日本人が行くようになりました。
大型ショッピングモール・リゾート併設型のホテルなど
利用する人が増えてきています。
日本と同様に海外でも交通が発達すると、
利便性の良い郊外も開発され、
ホテルなども建設されるようになります。
郊外は都心より2~3割安く、
都市によっては3分の1くらいの所もあります。
旅慣れた人ほどこのような立地を好む傾向にあります。

 

③相対的に少なく見える

 

海外へ行くとよく感じることがあります。
「韓国人と中国人が多すぎる」
日本人1人に対し韓国人20~30人、中国人100人
これくらいに感じてしまいます。
彼らはマナーも悪いので特に目立ってしまいます。
特にホテルでのマナーは劣悪です。

 

●最大の問題点は?

 

①アウトバウンド軽視

 

現在、テレビなどでも
「日本はスゴイ」とか
「日本を訪れる外国人観光客」とか
国・業界が一体となって持ち上げようとしています。
ちなみにインバウンドは外需ではなく仮需です。
光客が来なくなった場合は悲惨です。

 

日本人の海外旅行、これがアウトバウンドですが、
かなり軽視されている印象です。
利益率1%でも勝ち組と言われていて、
いかに儲からないかがわかります。
一部の国・エリアはそれなりに儲けはあるが、
それ以上に足を引っ張るエリアが多い。
これが利益を減らす原因だと思います。

 

現在、企業経営というのは
欧米から入ってきたリストラ経済です。
赤字垂れ流し部門を削り、
さらに利益が少ない部門を削ります。
アウトバウンドの大半は間違いなくこの対象です。
ちなみに当サイト、関連サイトも
企業と同じ視点で見たら大赤字です。
今すぐ閉鎖すべきというレベルを超え、
「なぜ、もっと前に閉鎖しなかったのか?」
と怒られてリストラされるレベルです。

 

②キュレーションサイトの問題

 

2016年後半に大問題となったキュレーションです。
だいたい、行ったこともない人がまとめていて、
元々現実とは乖離していた旅行パンフレットが
さらに誇大広告になっていました。
サラリーマンの月収くらいする
高性能なデジタル一眼レフカメラを使うと
幻想的な写真を撮れたりするのですが、
そんな画像ばかりが貼り付けられていて、
キャッチ―なタイトルを付けて、
一気にトラフィックを集めていたのが
キュレーションサイトです。
記事内容と現実の差が開く一方です。
そんなキュレーションサイトを見て、
海外旅行そのものに悪いイメージを抱く人が
かなり多かったのではないかと思います。
自分含めて。

 

③ホテルの仕様の変化

 

近年、バス・トイレがガラス張り
というホテルが大幅に増えてきています。
オシャレとかカッコいいとか言われてますが、
それは建設業界がそれを推進したいだけであって
(メディアを利用し多数派にする)
壁など資材のコストカットが最大の目的だと思います。
破損してしまったら交換するなど需要もありますし。
日本人でも一人で泊まる人は問題ないと思いますが、
二人、三人だとかなり気まずいと思います。
宿泊先がそのようなホテルだった場合、
旅行会社にクレームを言うでしょうか?
おそらく言わずに旅行をやめてしまうでしょう・・・
一部の人は言うかもしれませんが、大半は。
ちなみに旅行会社はこのようなホテルを
おすすめしていたりします。
実際に泊まったことがないホテルをおすすめ。
こういうのは全額自費で泊まらなきゃ
痛みはわからないと思うんですが。
泊まったこともないホテルをおすすめする・・・
大問題となったキュレーションサイトと同じですね。
立地を紹介するだけなら全く問題ないのですが。

 

④マナーの悪い宿泊客

 

韓国人・中国人・アラブ人観光客が増えた都市は
それに伴ってホテルの軒数も増えますが、
マナーの悪い歓迎されない客も増えます。
経済誌なんかは新興国を持ち上げてきたため、
立場的にあまり叩くことはできないと思いますが・・・

 

以前からいた韓国人・中国人は
比較的民度が高く他の宿泊客に迷惑をかける
なんてことはほとんどなかったのですが、
歪みに歪んだ経済成長の中で
海外旅行出来るくらいのお金を持った人は
性格や態度が追い付かないんです。

 

日本人は子供の頃に
「他人に迷惑をかけてはいけません」
と教えられますが、彼らは違います。
他の部屋を行き来するためドアは開けっぱなしで
さらに大声で喋るんです。
韓国人はそこまでではありませんが、
かなりの長電話をします。
それが深夜2時過ぎまで続きます。
(むしろ中国のホテルの方が静かです)

 

ホテルの宿泊料金が2万円を超えると
かなりマシになりますが、
1万円以下のホテルは覚悟が必要です。

 

このような状況のホテルに泊まって
不快な経験だったと感じて
海外旅行そのものをやめた人が
かなり多いのではないかと思います。
日本人はクレームを付けるのではなく、
もう二度と関わらないという選択をする人が多いので。
ホテル予約など受け付けている旅行会社は
韓国人・中国人・アラブ人宿泊客の割合を
ある程度把握しておくべきだと思うのですが・・・

 

いろいろ理由を書かせていただきましたが、
これ以外にもまだまだあります。
今、旅行業界に求められているのは
アウトバウンドの対応の改善と、
旅行ガイドブックの作り直しだと思います。