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レートの良い両替所の条件とは?

初めて訪問する国や街では
どの両替所を利用すればよいのか
全くわからないと思います。

 

そんな時は両替所の体質を見てください。
人間はそう簡単に体質を変えることができません。
企業もまた簡単に企業体質を変えることはできません。

 

両替所の場合は「スプレッド=企業体質」
と考えていただいてけっこうです。

 

FXをやったことがある方はご存知かと思いますが、
知らない方が大半だと思いますので、
簡単に解説させていただきたいと思います。

 

 

 

スプレッドというのは「開き」という意味です。
米ドルの両替レートが以下のレートだったとします。

 

買い取り(BUY) 95円
販売(SELL) 100円

 

100ドル買うのに1万円かかりました

すぐにその100ドルを同じ両替所で
日本円に両替したら9,500円でした。

その差500円!
500円損してしまいました!

 

これがスプレッドです。
日本円→米ドル→日本円
という順番で両替するので
再両替とも言います。

 

再両替のレート=スプレッド

 

というわけで、これを計算式に当てはめます。
基本の計算式は BUY÷SELL です。

 

95円(BUY)÷100円(SELL)=0.95
0.95x100=95

 

再両替したら元金が95%になり、
5%が両替商の儲けとなります。

 

スプレッド=両替商の儲けということですね。

 

ところで、空港の両替所のレートは悪いと言いますが、
どの程度スプレッドで儲けているのでしょうか?

 

こちらはシンガポール・チャンギ国際空港内の
UOB(大華銀行)の外貨両替レートです。

 

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BUY 1.197
SELL 1.245

 

1.197(BUY)÷1.245(SELL)=0.9614
0.9614×100=96.14%

 

シンガポールは空港利用者に優しい国なので
両替所も良心的ですね。

 

次は香港国際空港の両替所です。

 

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BUY 0.07290
SELL 0.08290

 

0.07290(BUY)÷0.08290(SELL)=0.8793
0.8793×100=87.93%

 

香港の空港は12%以上も
手数料を取っています。
シンガポールとは大違いです。

 

日本の東京三菱UFJ銀行の
両替レートを見てみましょう。

 

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先ずは香港ドルを見てみましょう。

 

BUY(買い取り) 10.75
SELL(販売) 15.61

 

10.75(BUY)÷15.61(SELL)=0.6886
0.6886×100=68.86%

 

こんな劣悪なレート、論外ですね。
これが某大手メガバンクの企業体質です。

 

次にシンガポールドルを見てみましょう。

 

BUY(買い取り) 74.52
SELL(販売) 86.18

 

74.52(BUY)÷86.18(SELL)=0.8647
0.8647×100=86.47%

 

さすがアジアの基軸通貨!
香港ドルよりスプレッドは小さいですね。

 


しかし、シンガポールのチャンギ空港内の
UOB(大華銀行)の両替所のスプレッドと
比較したら劣悪としか言えません。

 

米ドル・ユーロはまだしも
それ以外の外貨は日本国内で両替せずに
現地で両替すべきと言えますね。