海外旅行の基礎知識

海外旅行に役立つ基礎知識やLCCの情報など

格安航空会社(LCC)の登場で変わる海外旅行

格安航空会社(LCC)の登場で変わる海外旅行

 

アメリカを本拠地とするサウスウエスト航空や
アイルランドを本拠地とするライアンエアーの登場で
格安航空会社・LCC(Low Cost Carrier)という形態の
航空会社がヨーロッパ・北米で定着し始めました。

 

その後、マレーシアのエアアジアがサービスを開始、
オセアニアでは大手航空会社のカンタス航空が
格安航空会社ジェットスター航空を設立し、
さらにシンガポールでジェットスターアジア航空も
設立し、アジアでのサービスも開始しました。

 

日本に就航する格安航空会社が増えるに連れ、
日本での需要も高まってきました。
ピーチアビエーションやジェットスタージャパンなど、
日本でも格安航空会社(LCC)が設立されました。

 

ヨーロッパでは大都市の主要空港ではなく、
規模が小さい第2空港や近隣都市の空港を利用することで
比較的自由に運航ダイヤを設定したり、
着陸料を安く抑えることで急速に路線網が拡大しました。
日本では関西空港や成田空港など主要空港が利用されていて、
ヨーロッパのような激安運賃はまだほとんど見られませんが、
今後、路線網が充実して競争が激化することで、
地方空港に乗り入れる格安航空会社も増えることでしょう。

 

成田の代わりに茨城空港、関西空港の代わりに岡山空港、
福岡空港の代わりに佐賀空港や北九州空港などです。
地方空港を利用するのは辛いと思う方も多いかもしれません。
しかし、格安航空会社が就航する空港と
大都市間が高速バスなどで結ばれるようになり、
航空券を予約する際、バスの予約もできるようになったり、
空港から都市への移動の問題も解決されてしまうのです。

 

格安航空会社の利用客の大半は高級ホテルではなく、
エコノミーホテル、ビジネスホテル、ホステルなど
安い宿に泊まるので、集客に苦労していた民宿や旅館、
老朽化したビジネスホテルなどが
格安航空会社の利用客が好むエコノミーホテルに改装され、
再生することも十分あり得ます。

 

旅費の基本は「航空券代+ホテル代」です。
食費や交通費はどこの国にいてもかかるものなので、
旅費の一部と考える人はほとんどいません。
旅費が安いかどうかは「航空券代+ホテル代」の合計を
日割り計算して、その金額で判断するのが良いでしょう。

 

例えば6泊7日で韓国・ソウルに行ったとします。
航空券が諸費用入れて総額15,000円
ホテル代が税・サービス料込で総額24,000円
合計で39,000円になります。
旅行日数が全部で7日ですから、
1日あたり5,571円のコストということになります。

 

 

 

格安航空会社を利用する人の多くは
ホテルの滞在時間も考慮します。
朝5時前にホテルを出発しなければいけない場合、
1泊分勿体ないと思ってしまうものです。
前日に空港に行って手荷物預かり所に荷物を預けて、
最終の電車・バスで空港に行って朝まで過ごす
という旅行者もかなり多いのです。

 

日本でも格安航空会社が発展することによって、
このような旅のスタイルが定着するのではないかと思います。