海外旅行の基礎知識

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海外でパスポートを失くしてしまったらどうなるの?

海外ではその国の運転免許証などを持ってない限り
パスポートが唯一の身分証明書となります。
不運にも海外でパスポートを盗まれたり、
紛失してしまう人がいます。
もし、海外滞在中に
パスポートの盗難被害に遭ったり、
紛失してしまった場合、
どうすればいいのでしょうか?

 

やはりこの件に関しても証拠が必要となります。
現地警察に行き、被害届を出したり、
紛失証明を発行してもらう必要があります。
基本的に英語で大丈夫ですが、
通じない場合は通訳を頼まなければいけません。
通常の海外旅行傷害保険ではカバーできないので
特約に入る必要があります。
(その特約を扱ってない損害保険会社もあります)

 

被害届(紛失届)を提出し、
証明書を発行してもらったら、
それを持って現地の日本大使館
もしくは総領事館に行きます。
そこでパスポート再発行の手続きを取ります。
その際、戸籍抄本などの提出が必要となりますが、
運転免許証でも問題ありません。
それすら無い場合は日本にいる家族に電話して
戸籍抄本を送ってもらうしかありません。
FedexやDHLなど、とにかく早く配達してもらえる
国際宅配便を利用しましょう。

 

パスポートの再発行の手続きが完了したら
数日後に大使館(総領事館)で受け取ることができます。
通常は発行元は各都道府県なのですが、
再発行のパスポートは総領事館と記載されます。
もちろん、再発行の場合でも
新規取得と同じくらいの費用がかかります。

 

もし、失くしたパスポートが10年間有効の物で、
残存期間が残り2か月だった場合、
再発行されたパスポートの残存期間も2か月のままです。
有効期間10年ではなく、残存期間も引き継がれるのです。
5年間有効のパスポートなら再発行の費用も安いのですが、
失くしたパスポートが10年間有効の物だったら
10年間有効のパスポートしか再発行してもらえないのです。

 

 

 

帰国予定日までパスポートを受け取ることができない
というやむを得ない事情がある場合、
【帰国のための渡航書】を発行してもらうことができます。
申請の際は予約済の航空券や旅程を確認できるものや、
戸籍抄本、もしくは本籍が記載されている運転免許証を
提示しなければいけません。

 

この【帰国のための渡航書】ですが、
使えるのは1回限りです。
また、失くしてしまったパスポートは
【帰国のための渡航書】が発行された時点で失効します。
この【帰国のための渡航書】も
現地の大使館や総領事館で発行してもらえます。
とりあえずこれがあれば出入国が可能になります。

 

いずれにしろ紛失証明を発行してもらったり、
再発行の手続きをするのは時間的にも
金銭的にも大きなロスです。
とにかく海外滞在中はパスポートを失くさないよう
細心の注意を払わなければいけません。