海外旅行の基礎知識

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「免税店=安い」というのは完全にウソです!

ショッピングは海外旅行の楽しみの1つですね。
そして買い物をする場所のメインとなる店が
免税店という人も少なくないと思います。
旅行ガイドブックにはたいてい
免税店の広告が載ってますし、
空港で免税店の買い物袋を抱えてる人たちを見ると
免税店というのは安くてお得と思ってしまいますね。

 

免税店って本当に安いのでしょうか?
他の店より消費税(付加価値税)分
が安くなる程度なのです。
定価に近い価格から消費税分を免税するのと
現地のアウトレットモールなどで
消費税を払って買い物するのとでは
どちらが安いと言えるでしょうか?
答えは後者です。

それでは免税店はなぜ安くないのか?
その仕組みを見てみることにしましょう。

 

●嵩む広告費用

 

免税店は色々なところに広告を出しています。
旅行ガイドブック、ホテルの案内ビデオ、
無料配布の地図、空港での看板広告、etc・・・

 

●免税店の店舗は一等地にあることが多い

 

免税店というのはその土地に慣れていない
観光客でもわかりやすい場所にあることが多く、
もちろん、それなりの土地代・家賃がかかります。
空港から少し離れた僻地にも店舗を設け、
家賃を抑え、短時間の滞在者も取り込むことで
収益を増やしていることが考えられます。

 

●クレジットカード決済の手数料も商品価格に

 

商品代金をクレジットカードで決済する際、
クレジットカード会社に手数料を払います。
一般の店も同じかもしれませんが、
免税店の場合、現金で支払う人は少数派で
クレジットカードで支払う人が圧倒的多数です。
手数料が購入者負担の場合は問題ないのですが、
店側が負担する場合、商品価格に転嫁するしかありません。

 

 

 

●旅行会社へのキックバック

 

たいていの免税店は旅行会社にかなりの
キックバック(コミッション)しています。
店に連れて来たツアー客数に応じて支払ったり、
客の購入金額に応じて支払ったり、仕組みは様々です。
いずれにしろ免税店が旅行会社に払うキックバックは
商品価格に上乗せするしかありません。
しかも、一般観光客には全て同じ価格に見えます。
ツアー客ではない一般観光客にもしわ寄せが来るのです。

 

最後に免税店の建物の構造についてひとこと・・・
免税店の店舗は計画的に造られてることが多く、
なかなか目的の場所に辿り着くことはできず、
店から出る際もぐるっと周って
やっと下りのエスカレーターがあり、
それが数フロアある免税店が多いのです。
店から出る前にできるだけ色んな物を見せて
物欲を煽るというのがその目的です。

 

特にヨーロッパは税率が高く免税は有難いのですが、
ショッピングモールやアウトレットモールで
免税手続き用の証明書を発行してもらうのが
間違いなくベストな方法だと思います。