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どうして海外旅行ツアーで利用する飛行機は共同運航便が多いの?

海外旅行ツアーに参加して飛行機に乗る際、
ほとんどの便が共同運航便だと思います。
では、どうして共同運航便(コードシェア便)が
多くなってしまうのでしょうか?

 

例えば、全日空で成田からアメリカ本土に行く場合、
ほとんどがユナイテッド航空との共同運航便になっています。
なぜこのような形態になるのかと言うと、
双方のネットワーク(路線)を利用することができるようになり、
利用する便の選択肢が増えるというメリットがあります。
全日空で航空券を予約して行きは全日空の便で予約が取れたけど、
帰国の便は全日空は満席だということが頻繁に起こります。
その際、ユナイテッド航空にも全日空の便名が付いているので、
ユナイテッド航空の便も利用することができるようになります。

 

また、その航空会社が直接就航してない都市にも
行くことができるようになります。
例えば全日空でアメリカのマイアミに行きたくても、
成田とマイアミを結ぶ路線がないので行けません。
しかし、シカゴなら全日空でも行くことができます。
そこで、共同運航便というシステムの効果が発揮されます。
シカゴは全日空と提携しているユナイテッド航空の
ハブ空港(拠点空港)なので、全米各地への路線があり、
マイアミ行きの便もかなりの便数があります。
そして、シカゴ~マイアミ線を共同運航便にすることで、
全日空の利用者でもマイアミに行くことができるようになるのです。

 

全日空のアジア路線の場合はどうなのでしょうか?
これも、ほとんどユナイテッド航空との
コードシェア便(共同運航便)になっています。
アメリカのシアトルからベトナムのハノイなど、
ほとんど需要が見込めない路線です。
直行便を運航しても赤字になってしまいます。
そこで全日空の成田~ハノイ線を共同運航便にすれば
ユナイテッド航空利用者でも、
シアトルから成田を経由してベトナムのハノイに
行くことができるようになります。

 

 

 

また、共同運航便は地方空港利用者にもメリットがあります。
地方在住者がアメリカ本土へ行く場合は、
一旦、成田か大阪(関西)へ行かなければいけません。
通常であれば国内線航空券を別途購入しなければいけません。
しかし、地方空港と成田空港を結ぶ全日空の路線は
ユナイテッド航空との共同運航便になってる便もあります。
これによって、少ない追加料金で、
成田までの国内線を利用することができるようになるのです。

 

共同運航便は利用者にとってデメリットはほとんどありません。
利用可能な路線が増えるなどメリットの方が大きいので、
共同運航便の増加は大歓迎と言えるでしょう。